太極鑑定用のサイコロ3個セット
【太極鑑定の翻訳】乾→天、兌→沢、離→火、震→雷、巽→風、坎→水、艮→山、坤→土
500円
太極鑑定 八卦 解説：基礎知識と鑑定精度向上のために
太極鑑定で使用する八卦（小成卦）は、それぞれが宇宙の根源的な要素とエネルギーを表しており、鑑定結果をより深く理解するための重要な手がかりとなります。各卦の意味や特徴を把握することで、鑑定の精度を高め、より的確なアドバイスを提供できるようになります。
以下に、八卦それぞれの意味、特徴、太極鑑定における役割をまとめました。
1. 天
天は、無限の広がりと強大な力を象徴し、創造の源であり、力強いエネルギーを宿します。乾の卦徳は「健」であり、すこやかで力強く、何事にも屈しない意志を表します。この卦は、行動力、決断力、目標達成力といった意味を持ち、強い意志と努力によって成功を掴む可能性を示唆します。ただし、独善的にならないよう注意が必要です。神社仏閣や学校、集会所、大都会といった象徴からもわかるように、人々が集い、目標に向かって進む場所や概念と深く結びついています。また、家族においては父、人体においては頭、骨、肺といった、身体を支える重要な部分に対応します。太極鑑定においては、行動、決断、目標設定など、積極的なエネルギーに関わる事柄を表します。
- 意味: 天、創造、活動、力強さ
- 特徴: 無限の広がりと強大な力、剛健、純粋、向上心、目標達成
- 象徴: 神社仏閣、学校、集会所、大都会
- 先天方位: 南
- 後天方位: 西北
- 季節: 晩秋から初冬
- 五行: 金
- 九星: 六白
- 人間: 頭、骨、肺
- 卦徳: 健 (すこやか)
- 太極鑑定における役割: 行動、決断、目標設定など、積極的なエネルギーに関わる事柄を表します。強い意志と努力によって成功を掴む可能性を示唆します。
- キーワード: 意志、リーダーシップ、努力、成功、父性、創造性
2. 沢
沢（川）は、喜びや楽しみを表し、人との親睦を深めるエネルギーを持ちます。兌の卦徳は「説」であり、喜び、和やかさを表します。この卦は、良好な人間関係を築き、愛情や楽しみを享受できることを意味します。周囲を明るくする魅力がありますが、度が過ぎると軽薄になる可能性もあるため、注意が必要です。大河原や図書館、デパートといった象徴からもわかるように、人々が集い、喜びを分かち合う場所や概念と深く結びついています。また、家族においては少女、人体においては口、歯、舌といった、コミュニケーションや味覚に関わる部分に対応します。太極鑑定においては、喜び、楽しみ、人間関係など、感情的な満足感に関わる事柄を表します。
- 意味: 喜び、楽しみ、親愛
- 特徴: 和やか、喜悦、遊具、おしゃべり、へこみ、若い妻
- 象徴: 大河原、図書館、デパート
- 先天方位: 東南
- 後天方位: 西
- 季節: 秋
- 五行: 金
- 九星: 七赤
- 人間: 口、歯、舌
- 卦徳: 説 (よろこび)
- 太極鑑定における役割: 喜び、楽しみ、人間関係など、感情的な満足感に関わる事柄を表します。良好な人間関係や恋愛の可能性を示唆します。
- キーワード: 喜び、愛情、親睦、楽しむ、少女、人間関係
3. 火
火は、情熱と美を象徴し、知的な輝きをもたらします。離の卦徳は「麗」であり、うるわしく、明晰であることを表します。この卦は、知性や才能が開花し、情熱を持って目標に向かって進む力を与えてくれることを意味します。しかし、感情的になりやすい一面もあるため、冷静さを保つことが大切です。裁判所や晴れ、血圧といった象徴からもわかるように、正義や真実を明らかにする力、そして生命エネルギーと深く結びついています。また、家族においては中女、人体においては目、心臓病、血圧といった、感覚や生命維持に関わる部分に対応します。太極鑑定においては、知性、情熱、美しさなど、内面的な輝きに関わる事柄を表します。
- 意味: 明晰、情熱、美
- 特徴: 明るい、麗、激しい、装飾、発見、智者、美人、勘のよい
- 象徴: 裁判所、晴れ、血圧
- 先天方位: 東
- 後天方位: 南
- 季節: 夏
- 五行: 火
- 九星: 九紫
- 人間: 目、心臓病、血圧
- 卦徳: 麗 (うるわしい)
- 太極鑑定における役割: 知性、情熱、美しさなど、内面的な輝きに関わる事柄を表します。才能開花や目標達成への情熱を示唆します。
- キーワード: 知性、美、才能、情熱、中女、輝き
4. 雷
雷は、行動力と発展性をもたらすエネルギーを持ちます。震の卦徳は「動」であり、活動的で、新しく何かを始めることを表します。この卦は、現状を打破し、新たな道を切り開く力を与えてくれることを意味します。しかし、衝動的な行動には注意が必要です。警察署や仕掛るといった象徴からもわかるように、社会秩序や、何かを始める力と深く結びついています。また、家族においては長男、人体においては足、肝臓、声といった、行動や発信に関わる部分に対応します。太極鑑定においては、行動、変化、成長など、外へ向かうエネルギーに関わる事柄を表します。
- 意味: 振動、行動、驚き
- 特徴: 動、陽気、新しく起こす、驚く、有名、進む、スピード感を持ったもの、晴れ
- 象徴: 警察署、仕掛る、晴れ
- 先天方位: 東北
- 後天方位: 東
- 季節: 春
- 五行: 木
- 九星: 三碧
- 人間: 足、肝臓、声
- 卦徳: 動 (うごく)
- 太極鑑定における役割: 行動、変化、成長など、外へ向かうエネルギーに関わる事柄を表します。新たな始まりや発展の可能性を示唆します。
- キーワード: 行動、変化、成長、発展、長男、勢い
5. 風
風は、柔軟性と協調性をもたらし、周囲との調和を促します。巽の卦徳は「入」であり、柔軟に、穏やかに浸透していくことを表します。この卦は、どんな環境にも適応できる順応性と、周囲との協調性を大切にする心を持つことを意味します。しかし、優柔不断になりやすい一面もあるため、強い意志を持つことが大切です。旅行や縁談といった象徴からもわかるように、人や情報が行き交うこと、そして縁を結ぶことと深く結びついています。また、家族においては長女、人体においては精神、神経、髪の毛といった、繊細な部分に対応します。太極鑑定においては、柔軟性、協調性、調和など、周囲との関係性に関わる事柄を表します。
- 意味: 従順、浸透、調整
- 特徴: 入、温和なもの、どこへでも入り込む、婦人、旅行、整う、旅行
- 象徴: 旅行、縁談、旅行
- 先天方位: 西南
- 後天方位: 東南
- 季節: 晩春から初夏
- 五行: 木
- 九星: 四緑
- 人間: 精神、神経、髪の毛
- 卦徳: 入 (いる)
- 太極鑑定における役割: 柔軟性、協調性、調和など、周囲との関係性に関わる事柄を表します。周囲との協調や調和を大切にすることで、運が開ける可能性を示唆します。
- キーワード: 柔軟性、協調性、調和、従順、長女、バランス
6. 水
水は、困難や試練を象徴し、潜在的な危険を示唆します。坎の卦徳は「陥」であり、困難な状況に陥ることを表します。この卦は、困難に直面しても諦めない忍耐力と、深く考える力を持つことを意味します。しかし、安易な道に進むと深みにはまる可能性があるため、注意が必要です。地下や裁判所、交わることといった象徴からもわかるように、隠された真実や、人間関係における複雑さ、そして生命の源泉と深く結びついています。また、家族においては中男、人体においては耳、腎臓、膀胱といった、深く内面的な部分や、生命維持に関わる部分に対応します。太極鑑定においては、困難、試練、忍耐力など、乗り越えるべき課題を表します。
- 意味: 危険、陥穽、試練
- 特徴: 陥、底知れないもの、妨害、憂う、悪人、悩み、盗人、悪人
- 象徴: 地下、裁判所、交わる、裁判所
- 先天方位: 西
- 後天方位: 北
- 季節: 冬
- 五行: 水
- 九星: 一白
- 人間: 耳、腎臓、膀胱
- 卦徳: 陥 (おちいる)
- 太極鑑定における役割: 困難、試練、潜在的な危険など、乗り越えるべき課題を表します。困難を乗り越えることで、成長できる可能性を示唆します。
- キーワード: 困難、試練、忍耐、潜在能力、中男、克服
7. 山
山は、静止と安定を象徴し、現状維持を促します。艮の卦徳は「止」であり、動きを止め、安定させることを表します。この卦は、焦らず、じっくりと物事に取り組むことで、安定した状態を維持できることを意味します。変化を求めるよりも、現状を維持することが重要な時期に現れやすいでしょう。墓地や高台、相続といった象徴からもわかるように、過去からのつながりや、動かないもの、そして財産と深く結びついています。また、家族においては少男、人体においては手、関節、鼻といった、外界との境界線や、身体の末端部分に対応します。太極鑑定においては、安定、保守、現状維持など、変化を避けるべき状況を表します。
- 意味: 静止、安定、不動
- 特徴: 止、静止しているもの、遅れる、強欲、背中、石垣、高台
- 象徴: 墓地、高台、相続、高台
- 先天方位: 北西
- 後天方位: 東北
- 季節: 晩冬から初春
- 五行: 土
- 九星: 八白
- 人間: 手、関節、鼻
- 卦徳: 止 (とどまる)
- 太極鑑定における役割: 安定、保守、現状維持など、変化を避けるべき状況を表します。焦らず、じっくりと物事に取り組むことで、安定した状態を維持できる可能性を示唆します。
- キーワード: 安定、現状維持、保守、不動、少男、忍耐
8. 地
地は、受容性、育成力、従順さを象徴し、万物を育む大地を表します。坤の卦徳は「順」であり、すべてを受け入れ、従うことを表します。この卦は、現状を受け入れ、与えられた役割を果たすことで、安定した運気を維持できることを意味します。しかし、主体性に欠けると流されやすいため、自分の意見を持つことも大切です。土地、田畑、農村といった象徴からもわかるように、万物を育む大地、そして人々の生活の基盤と深く結びついています。また、家族においては母、人体においては腹、皮膚といった、生命を育み、包み込む部分に対応します。太極鑑定においては、受容性、育成力、安定感など、物事を育み、安定させるエネルギーに関わる事柄を表します。
- 意味: 受容、育成、従順
- 特徴: 順、従順、平凡、土地、田畑、農村、疲労
- 象徴: 母、平原
- 先天方位: 北
- 後天方位: 西南
- 季節: 晩夏から初秋
- 五行: 土
- 九星: 二黒
- 人間: 腹、皮膚、アトピー
- 卦徳: 順(したがう)
- 太極鑑定における役割: 受容性、育成力、安定感など、物事を育み、安定させるエネルギーに関わる事柄を表します。現状維持を心掛けることで、安定した運気を維持できる可能性を示唆します。
- キーワード: 受容性、育成、従順、安定、母性、現状維持
これらの情報を参考に、太極鑑定の結果を解釈することで、より深く、多角的な鑑定が可能になります。
